第7章 悶々ガーネット【N×S】
「いいいいいいからっ(>0<〃)!はいっ、行くよっ?」
ワケがわからない俺のことを引き寄せるようにして
ニノがその場を離れようとすると
「なになに~( *^艸^)ラタイ見せたくないってか?」
「初エッチで…我を忘れて付けまくっちゃった~?」
相葉さんと岡田さんが例によって
ヤラシイ顔でニヤニヤしながら
さりげなーく行く手を塞ぐ。
「なん、の…話(・・;)?」
「翔ちゃん、今日こそは聞かせてもらうよ(^^)?」
「いつかちゃんと話すって…言ってたよな~?」
「……っ」
な、なんだなんだこの展開は…?
4人の間に小さな沈黙が流れた時
「お疲れさま~」
「お先にぃ~」
数人残っていた他部の顧問やコーチたちが
談笑しながら出ていって…
更衣室には俺たちだけになった。
シン…とした空気の中に
二人のニヤニヤ顔がやけに浮き上がる。
ちょ、…なんなんだよ~(*゚◇゚)
「なんならさ~…シャワーのあと飲みに行くぅ?」
「もう何もかも教えてくれてもいいと思うけどな~…」
相葉さんと岡田さんが
揃ってTシャツを脱ぎ始めて
「これでも俺たち、二人のこと応援してたんだよ~?」
二人で「ね♪」というように
頷き合ってるよ…
「飲みには行きませんっ!」
…突然、ニノが。
俺のことを明らかに抱き寄せる格好で
チカラ強く叫んだ。
「俺たち付き合ってます!ご想像通り!
だからもう…翔ちゃんの肩を抱くとか
何の気なしのハグとか、やめてもらっていすか?」
すぐそばに…
キリッとした表情で
悪い虫達?を排除する男らしいニノの顔♡
あぁ……サイコーかよ(〃ノωノ)ホレボレ♡♡
ダメだ…
やっぱ俺、ニノといると
思いきり乙女の心境……
(*´з`)ヒュー~♪と口笛を吹く岡田さん。
「かっけーな(≧▽≦)ニノ♪」
「やっぱり翔ちゃんが下だったか~(*^^*)♪」
え、やっぱり…って……
ちょっと複雑な気持ちになってると。
「だいじょぶだよ~(*^^)翔ちゃんはニノのもの」
「そ♪…だって俺たちは…( *^艸^)」
そう言いながら
体を寄せ合っていく二人は…
唐突に。
俺らの前でキスを始めた。
しかも…べろちゅー…Σ(//□//)……