第1章 魅惑のルビー【S×O】
「智くん?…これ…
はち切れたら困るから♪脱いじゃおね?」
もじもじさせていた俺の膝の上に
翔くんがよっこいしょ…って乗ってきて。
んふふ~♪って本当に嬉しそうに
俺のピチピチパンツを剥ぎ取っていく。
「…ぁっ、ちょ…っ…」
ブルッと顔を出したっぽい『さとくん』は
勢いでペチッと腹に当たった。
「何これ~ヤラシイなぁ…//∇//)♪」
なになに何だよ~…
なんなんだよ~…(〃ω〃)
「翔くん…?」
「素っ裸に手錠に目隠し…
そんで…『さとくん』はギンギンてさ…♡」
言われて…想像して…
ああぁぁっ…恥ずかしい(>ω<〃)!
「ねぇ翔くんっ…ヤダヤダ…とってよ…っ」
翔くんを乗せたまま
体を捩ろうとしたけど
『さとくん』がユラユラ揺れただけ。
もう泣きたい気持ちになってきたら
また…サワサワ…って。
乳首の周りに
羽みたいなのが緩く触れる。
「…あぁ…もう、いやぁ…」
でも今度のサワサワは…少し違って。
硬い先っちょには触れてくれず
そのまま脇腹を通って臍の周り
そのあと下腹部をクルクルしてから
『さとくん』の横を通って
太ももの付け根から内側…
「…ぁ、ぁ、ぁぁ…ゃぁ…」
一番肝心なとこには全く刺激が来なくて
薄い皮膚の上を行ったり来たり。
緩すぎる刺激がどうにももどかしくて
腰や背中が浮きまくる。
「ふぁっ、翔く…ねぇっ…や、ぁっ…」
「ふふっ、いい声♡…もっと聞かせて?」
「…んっ、んんっ…はっ…ぁ、ぅ…っ」
「もっと…もっとだよ?…智くん♡」
「あぁぁぁ……も、いやぁ…苦し、よぅ…」
決定的な刺激はもらえず
擽ったいようなゾクゾクだけを
絶えず身体中に振りかけられて…
なんかもう…頭ん中
ズクンズクンに痺れすぎちゃって
胸の奥で熱いものが
グルングルンと渦巻いちゃって…
アイマスクの下で
目の奥がグッと熱くなったと思ったら
ポロリポロリ…と
涙がこぼれ落ちてきた。
「…翔く、んっ…ごめっ…
ごめ、なさ…っ……顔、見たい…よぉっ…」