第7章 悶々ガーネット【N×S】
「夢みたいに嬉しかったよ~、あの時…
キラキラした大きな目で、
頬をピンクに染めてさぁ❤️
…もうその場で押し倒しちゃいそうだった!」
「あなたなら、やりかねないな~」
「え~っ、そっかな~(^^)♪」
照れるとこじゃないだろ!ここは…(-"-)
「ところがさ。いざとなったら、翔ちゃんは俺を当たり前の顔して抱いたんだ…」
だ、抱いたって…あなた///
今更、惚気かよ…(-ω-)/
始まってしまった関係に、異議を申し立てることが出来なくて…ずっとそのままだった…
……んっ??
異議申し立て??
「あの…それって~…」
「そう。俺が別れた理由はそれだよ」
別れた理由が、異議申し立て、出来なかったから?
「翔くんには言ってないけど、つ~か、言う前に潤がさ、…あ、潤って俺の恋人ね?」
「名前は聞いたことある…翔ちゃんから…
潤って奴にに取られたって…」
そっか。そんな風に思ってたんだ…
大野さんは今更なのに、申し訳なさそうに眉を下げた。
「付き合ってる時、違和感の訳を話していたら、
変わっていたのかもしれないけど。
でも、言えなかった…」
「あの…潤…さんとは…その」
「潤は見た目と正反対で…あれっ?ニノは潤に会ったことあったっけ~?」
「ない…」
「そっか…じゃ、想像できないかもしれないけど…
見た目はすげ~俺様っぽいのに、ベッドではいつも絶対に下なんだ」
絶対に下…?というのはつまり…
整理しないと頭の中が混乱してて……
「つまりは、簡単にいうと、
俺は翔ちゃんを抱く気でいた。
でも翔ちゃんは俺にツッコむ方だった。
だから、上手くいかなくなった…こんな感じかな?
…ふふふ、な~んだ…簡単に言うとこんなたったの4行なんだ~…(*^^*)」
たったの4行って…(・_・;)