第7章 悶々ガーネット【N×S】
カチャリ…と音がして
素っ裸のニノが入ってきた。
…え?
ええええぇぇっ(◎-◎;)!?
「翔ちゃん、ごめんね?いきなり……嫌だった?」
「や、その……嫌だなんてことは……」
あたふたしてる俺に近づいてきたニノは
愛しいものを見るような優しい目つきで……
俺の身体をクルッと回転させて
あっという間に壁に手をつかせていて。
…えぇっ?
「もう…嫌なことはしないから…これだけ、ね?」
後ろから抱きつくようにしながら
パンパンのオレノに手を伸ばしてきた。
「…んぁっ、ちょ…と…っ…」
「お詫びに…ラクにしてあげる」
耳元で低い声を響かせて
ニノの手がスライドを始める。
俺の頭は混乱したまま…
でも……でも凄く気持ちよくて
密着してるニノの身体が嬉しくて
「気持ちいの?…イっていいんだよ?」
ニノに………オトコを感じる…っ………
「翔ちゃん、可愛い……だいすきだよっ…」
その言葉に導かれるように
満ち足りた気持ちのまま
オレノは…
熱く滾る証を思いきり放った。