• テキストサイズ

Jewelry♢ボックス【気象系BL】

第7章 悶々ガーネット【N×S】


【ニノ】


俺を見上げる二つの大きな目…

油断してると吸い込まれそうだ…

身の危険を感じて、反らそうとするその前に

「ニノ…」

翔ちゃんが甘い声で俺を呼んだ。


………(´・ω・`)

大きな瞳に、俺が映ってる…


赤くて、ぽってりとした魅惑的な唇が
もう一度ゆっくりと開いて低く囁く。

「ニノ…ちゅう、しよ♡」

しかもきっちりハート♡まで付けて……


吸い寄せられるように、
俺は腰を丸めて、その赤に自分のを重ねた。

ガツガツくんのかと思ってたのに、
それはそっと開かれただけで、
あくまでも『受け身です』的なスタンスのまま…

その誘いを受け取って、
俺は翔ちゃんの首を抱き起し、
舌を出して熱いその中に差し込んだ。

直ぐに受け入れ、絡められ、
思わず声が漏れた。

「……んふっ…んん…」

そんな俺の首に手を回して、
今度は翔ちゃんの舌が早急に俺の中に入り込んできた。

こうなるともう、余裕なんかなくて、
喰うか食われるか…的な激しさで、
お互いの甘い唇を貪り合った。

「…ニノ……」

「…翔ちゃん……」


………もしかして、誘ってるの??

その先へ…?

今夜はプラトニックのままでって、
さっき風呂場で抜いて来たんじゃなかったのかよ?
↑バレてる…(・_・;)
↑いや、だって、妙に長かったし…


俺だって…
行きたくない訳じゃないよ?

だけど……

だけどさ…


「んふふ、翔ちゃん、がっつき過ぎ♪」
「がっつきっ、て///そんなこと…」

赤くなって…可愛い(≧▽≦)


「そんなこと、ないんだ~?」
「えっ…いや…ない…つ~か…なんて言うか…」

しどろもどろになって口籠る翔ちゃん……


ほらね♡
そう言うとこなんだよね~

分かってないんだろうけど、
男女関係なく、母性本能を
ダイレクトにかきむしっちゃうんだよね~

本人分かってないのが、
もう罪でしかない。


/ 727ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp