第7章 悶々ガーネット【N×S】
「よしっ!…っと」
満足してタオルで手を拭いて
ドキドキしながらリビングに出ていくと。
うは~~(≧▽≦)♡♡♡
ソファーにニノがちんまり座ってる。
これぞ…本日のお楽しみ♡
…俺の野望( ̄∇ ̄*)
あの膝に頭を載せて
膝枕をしてもらうんだ~(〃ノωノ)♡♡
セックスが怖くて
二の足を踏んでるニノにも
できるだけニノとの距離を詰めて
イチャコラしたい俺にも
どっちにもナイスな
幸せを運んでくれる膝枕…//∇//)
「ニノ~…終わったよ~♪」
俺はニヤつく顔を隠す努力もせず
ゴロンとソファーに横になり
可愛い恋人の膝に
ポフッと頭を載せた。
あぁ…あったけぇ(〃▽〃)
なんなんだ…この…
ほんわかした幸せの時間は…っ…
でもさすがに俺も恥ずかしくて。
すぐにニノを見上げることができず
テレビのほうを向いていたら
例のニノのあったかい手が
俺の腫れたほっぺたにそっと触れた。
「まだ…痛むの?」
「ん…ちょっとね…」
「ホントに……どんぐさいんだから……」
「もう…それ、ひでぇって…」
苦笑しながら
ニノを見上げようとしたら
頭をガシッと掴まれて
グイッとテレビのほうに直されちゃった。
「心配…したんだからねっ…」
「……ニノ?」
「気絶して…全然起きないからっ…」
どんな顔して言ってるのか見たくて
無理やり体を捻ってニノを見上げたら
照れくさそうな
悔しそうな
怒ってるような
なんとも言えない
複雑な表情をしていて。
マジで……
心配、してくれてた……?
俺は無意識に手を伸ばしていて
同じようにニノのほっぺたに触れた。
「…ニノ…」
そんなこと言ったら怒りそうだな…
…とは思ったけど。
もう…たまらない気持ちが
勝手に溢れ出していた。
「ホント……可愛いよ(〃ノωノ)お前♡♡」