第1章 魅惑のルビー【S×O】
【SATOSHI】
「ちょっ、翔くん…離してっ…」
あぁっ、ヤバい…っ
染みるなよ…?
染みてくんなよ…っ?
翔くんの目の前に晒された
パンツの下の『さとくん』が
ピクピクと脈打ってしまう。
「ほーらぁ…翔くぅん…
…もう、ダメだってば…っ…」
いちおう…ケガ人だからさ?
優しく扱うよ…?
乱暴にして
お尻の皮がもっとズル剥けちゃったら
さすがに可哀想だしぃ…?
でもさぁ…
意地悪な顔した翔くんが
楽しそうに『さとくん』をガン見して
ニヤニヤしてるのを見てたら
なーんか
腹が立ってきちゃって…(。ー`ωー)
自分がどれほど罪深いことしてるか
わかってんのかな…この人…っ
俺がどんだけ我慢をし…
「あっ♪…きたきた~♪」
わかってなさそうな感じで
嬉しそうな声を上げる翔くん…
何がきたのかと思ったら。
「ガマン汁、いただきました~♪
ふふっ…智くん、ヤ~ラシ~♡」
見るとボクサーパンツに
濃いグレーの小さなシミ…
あぁ、もう『さとくん』……
堪え性のないヤツ(>ω<〃)
「ねっ、翔くん…もう離してって…
はい、おしまいっ……じゃないと……」
「…じゃないとぉ?」
「…じゃないとぉ…」
「気持ちぃことでもしてくれんの?」
「…………チンコに薬を塗る」
ええぇっ?…って驚いて
思わず俺の手を離した翔くんが
上げていたお尻を
ペタリ…とベッドにくっつけてしまった。
「あぁぁっ…いだぁーーーーぃっっ」
悶絶して絶叫した翔くん…
痛みから逃れるために
後ろにコロンと転がって脚を引き寄せ
お尻をシーツからグイッと離す。
慌てて起き上がった
俺の目の前には……
…あぁ…神様…っ…♡