第7章 悶々ガーネット【N×S】
【翔】
少しズキズキするほっぺたと
セックスを拒まれてるモヤモヤした心…
あとは…
本日の大きなお楽しみへの期待♡
それらをほんわか抱えながら
ニノの家までの道を急いだ。
多少のモヤつきは残るものの
会いたい
会いたい
その気持ちはいつもMAX(≧∇≦)b
それに…
なんかさっき
智くんにチビっと煽られたような…
そんな気がして(//∇//)。
「おかえり…」
いつも通りニコニコしながら
出迎えてくれるニノ…
キッチンから漂ってくる
美味そうな食欲をそそる匂い…
あぁ…とりあえず(≧∇≦)。
やっぱ今は
この幸せに感謝しなくちゃ。
リビングに入るとすぐに振り返って
愛しい人をムギュって抱きしめる。
「ん……翔ちゃん……」
安心したように漏れでる
俺の名前と…吐息。
ニノから告ってきたのに
セックスを拒んでいるってことは
ニノはセックスなしでも
俺といるだけで…幸せってことだよな?
そう…なるよな?
…それならば。
可愛くて可愛くて…
欲しくて欲しくて…
…たまらないけども(〃ノωノ)
ニノがその気になるまで。
俺のことが欲しいと
自然にそう…思えるまで。
男…櫻井翔(*^^)v
待ってみせましょう~♪
「ご飯…仕上げちゃうからさ?」
「今日のご飯はなーにぃ?」
「んふふ♪風呂に入ってきちゃって♪」
「うん、わかった♪」
「ほっぺ…熱いお湯を当てないようにね?」
「りょーかい(*^^*ゞ奥さん♡」
「…なっ…」
ニノが何か叫ぶ前に
俺はピューっと風呂場に逃げた(*^^)v
きっと今頃ほっぺた真っ赤にして
ぷるぷる震えてるな…( *^艸^)
もぉっ…ヾ(≧▽≦)ノ♡
でも……
こういうイチャワチャが好きなら
今はこれだけで満たされてるなら
お前のそのプラトニックLOVEに……
……(。ー`ωー)
お前も付き合うんだぞっ?
勢いを誇示する息子よ…
いま…楽にしてやるから。
俺は熱い相棒にそっと手を添えて
風呂場のドアを開けた。