第7章 悶々ガーネット【N×S】
俺は大急ぎで
さっきの智くんのほにゃ顔を
頭から追い出した。
「べっ、別になにもっ?…お大事に、って」
「ふーん…それだけ?」
「そ、それだけだよ?」
「ホントにそれだけ?」
「そ、そうですけど?」
俺の目をジッと覗き込んで
ハァ…と小さなため息をつくニノ。
コイツもなぁ…
なんか色々
スルドイとこあるからなぁ…
でも…
セックスを避けられてて悩んでて
ボーッとしててボールが顔面直撃
なんてこと。
智くんにはバレバレだったけど…
ニノには…知られたくないってば。
「翔ちゃん…」
ニノの照れくさそうで…
そんで優しい眼差し…
久しぶりに見た気がするな~…(*^^*)
「今日は…自分ちでゆっくりする?…それとも……」
「ニノんちに行きたい♡」
俺は即答した。
「…うん♪」
ニノはニッコリ笑って
智くんと同じように俺の頬を撫でてくれる。
少しひんやりした
智くんの骨ばった手と違って
ニノの手は…
ちょっとだけポヨンと肉厚でww
すごく…あったけぇの…(〃▽〃)
俺はなんだかホッコリして
その手に自分の手を重ねた。
こういう…
甘い時間だけでも
ホントは満たされてんだけどな(*^^)v
その先の甘すぎる時間は…もっと後でいっか。
ニノの気持ちがそうなった時で…
…とも思うんだけど。
こんな可愛いニノが
俺の下で…乱れたら…//∇//)♡
切なく啼いて
腰を震わせたりしたら…//∇//)♡
あぁっ…(≧∇≦)やっぱたまんねっ……
「なんか…もらってく~?湿布かなんか…」
ニノがそっと手を離して
棚を見ようと立ち上がる。
「だ、だいじょぶっ…」
俺も慌てて起き上がった。
「ニノがっ…後で膝枕してくれたらっ…//∇//)」
えっ?…て顔して振り向いたニノが
…たまんなく可愛いよぉ(〃ノωノ)
武器にしろって…
こういうことかな……智くん(*゚∀゚*)……