• テキストサイズ

Jewelry♢ボックス【気象系BL】

第6章 青春のシトリン【N×S】



「ご、ごめっ…だって……
あんまり可愛いから…//∇//)」

もう一度
腕にチカラを込めて抱き寄せる。

「…んふぅ…ん…っ…」

吸い上げる舌を味わいながら
漏れてくるニノの吐息にゾクゾクが止まらなくて…

「…はふ…ん……ニノ…かわい…」

もっともっと
キスにのめり込もうとしたら。

「だぁっ(>ω<〃)!もうっ…ダメだって!」
「むぐぐっ…」

口に手のひらを当てられて
グイッと押し返された。

それでも放したくなくて

「なんでよ~…この幸せを
もっと唇で分かち合おうよぉ~ヽ(*^^*)ノ」

更にもう一度
抱きしめようとしたら。

ちょっと意地悪な笑い方をして

「翔ちゃん、マジで鈍すぎたから。
罰として…そんなに簡単には色々あげません♪」
「…へ?鈍すぎって…なんのこと?」

身に覚えのないことを言われて
驚いたり…戸惑ったり……

「ねぇ…なんのこと?…どーゆうこと?」
「だからっ…それだってば!」
「それって何っ?…言ってくんなきゃわかんないよぉ」
「あぁぁぁ、もぅ……だからぁ…っ…」



「仕方ないよ、ニノ……それが翔だから(〃▽〃)」



唐突に誰かの声がして
二人ともビビりまくって

離れてた身体をギュッと抱きしめ合って
声のするほうを見たら。

俺たちが入ってきた方とは逆の
更に奥側の壁の影から

智くんが……

ニョキっと笑顔を覗かせた。

「「わぁぁぁっ(≧Д≦)」」

いつからそこにいたんだよっ(>ω<〃)!
どの辺から聞いてたんだよっ(>ω<〃)!

「立ち聞きなんてっ…最低じゃないですかっ!」

ニノも真っ赤になって怒ってて。

「いや~(*゚∀゚*)ごめんごめん…
なんかいきなり盛り上がるから
出ていくタイミング逃しちゃってさ~ww」

ニコニコ(ニヤニヤ?)しながら
俺らの横をすり抜けていく智くん…

「翔…よかったな(*^^*)♪」

俺の頭をポンポンして
広いとこに出ていってから振り向き

「あ…あとね…7限の終わりのチャイム
鳴ったからな?担任は行かなきゃじゃね?」

手をヒラヒラさせて去っていった。


/ 727ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp