第6章 青春のシトリン【N×S】
泣いちゃったニノの体を
思いきり抱きしめたら
もっと…
絶対的なナニカが降りてきて。
「ねぇニノ……もしかして…
ずっと前から俺のこと……?」
もしかして…
とか言いながら( ̄∇ ̄*)
どこから湧いてきたのか?
というような自信たっぷりの問いを
腕の中で震える
小さなニノに投げかけていた。
コクコクと必死に頷くのが
もうさ…愛しくてたまんないっ(≧∇≦*)
衝動的に金網から離れ
ニノの手を引いて
出入口のあるペントハウスの裏側に
ドキドキしながら連れていった。
いくら授業中とはいっても
教師がイチャつくところを青少年に見られたらマズい。
↑いや、そもそも仕事中じゃん( ̄∇ ̄*)
↑そんで…イチャつく気、満々かいww
排気口みたいなのを乗り越えて
ほとんど人目につかないところまで
潜り込んだ俺たち…
ニノを見たら
照れくさそうにクスリと笑うから
ちょおっ…ヾ(≧∇≦)ノ
いきなり
可愛い→天使に昇格(//∇//)♡♡
俺はまたハグっと
キュートな塊を包クルみこんだ。
抱きしめてしまえば
こんなにも簡単にトプトプと…
好きだという気持ちが
あとからあとから溢れ出してくる。
ニノ……
…いつから?
俺が智くんと付き合ってる頃から
ずっと……片想いさせてきたのか…?
それでも俺にくっついてて
隣りで健気に…笑ってたのか…?
だから女っ気がなかった…?
もぉ…キュン♡…と(〃▽〃)。
胸が切なく鳴いて…
ゴチャゴチャした飾りのような言葉は
全く出てこないまま
「ニノ…っ…」
抱きすくめて
柔らかい唇に吸いついた。
「…ん…ぅ…」
可愛くて…
「…んんっ…ふ、ぁ……」
可愛くて…可愛くて……(≧∇≦)♡
「…はぁ…っ…しょ、ちゃっ……」
真っ赤な顔したニノが
俺の肩をグッと押し返して(//□//)
ハァハァと荒い息で睨みつけてくる。
「…もうすぐ…部活…っ……でしょっ?
行けなくなるじゃん(>ω<〃)!」
そんな…
濡れた唇と潤んだ瞳で
可愛く言われたって…お前…//∇//)