第6章 青春のシトリン【N×S】
スースーと寝息をたててるニノの顔を…
とりわけ
ぷっくりとした下唇をジッと見つめてたら…
……(。ー`ωー)
ムギ…と。
アイツが主張してきやがった。
そもそも朝勃ちしてるとこに
なんで更に充血し出す…(・・?
と思って
ソコに手をやったら……もっとビックリ!
ななななんで濡れてんすかっ(◎-◎;)!?
ビショビショじゃないにしても
↑ビショビショだったらヤバすぎだろっw
蒸れてるだけなのとは
明らかに違うしっとり感…(´•ω•`)
え……なんでなんで?
昨夜って
何かそんな染みちゃうようなこと
したっけ…?
あったっけ…?
割とサクッと意識が落ちちゃって
あんま記憶がないんだけども…
なんだよ…
なんなんだよ…
どうしちゃったんだよ…
俺のココロとカラダ…
いまいち色々と理解できないまま
呆然としてたら
「…ふ、ぅ……ん……」
ニノがモゾ…と動き出したから
慌てて上を向いて寝たフリ…(^^;
「…ふぁ…」
って…小さなため息みたいな
可愛い呼吸をしてから
上を向いた模様…
またスースーと
穏やかな寝息が聞こえ始めた。
なんか……
…可愛い(〃▽〃)…
いや……
もはやこれは……
この感情は……
…愛おしい…と。
そう呼ぶんじゃなかったっけ?
俺……
ニノのことが…愛おしい…の(・・?
せっまいシングルベッドに
オトコが二人…
仰向けだと
ホントに幅がギリギリで
ピタリと体を寄せていないと
サイドからはみ出しちゃう。
腹に載せていたニノ側の手を
そっと下ろしてみると
温かいニノの手のひらに
ふわりと触れて…
そんなことを
思ったばっかりだからか
自分でも引くくらいのドキドキ感に
めちゃめちゃ驚いて(◎-◎;)
俺は思わず半身を起こして
そっとベッドを抜け出した。
なんだか…
体の色んなとこが
爆発しちゃいそうでさ……