第1章 魅惑のルビー【S×O】
【SATOSHI】
ヤバい…(。ー`ωー)タラリ
翔くん…全然笑ってない。
つか、みんなも…ほとんど笑ってない。
松潤が少しクスッと笑って
頭をポリポリ掻いただけ。
なんで?
なんでよっ!?
せめて
誰かがもう少し突っ込んでくれたら…
場内がもう少し盛り上がったら…
『なんだよ、これ~(≧∇≦)wwww』
とかいうノリで乗り切れたはずなのに!
なんでもっとみんな
いじってくれないんだよォ~っ……
その後の釣りのシーンも食べるシーンも
取り立てて大きく盛り上がらずに
ビミョーな空気のまま収録は終わった。
うううぅぅぅ……(T-T)
は、般若の顔が浮かぶ…
翔くんはニノの肩に手をかけて
何やら笑いながら楽屋に引き上げていく。
俺と一度も目を合わせないまま…
仕方なく
俺もトボトボとその後ろを歩き出す。
はぁぁぁ…どうしよ(-_-)
相当怒ってるよな…
ますます言いにくい。
あの時…
ブルブルの振動で俺が感じてたのは
お尻のほうだった、ってこと…
絵的には当然
俺が前に付いてる男のシンボルで感じてる…
って感じだったろうけどね?
もちろんそっちも
気持ちいいに決まってるけど( ̄∇ ̄*)
翔くんに散々弄られて開発された
お尻の孔のほうに、よりビンビンきてて。
小刻みな焦らすような振動が
ムズムズと快感を連れてくるから
マズイ!と思って
『早くして?』
シゲにマジで言ったのに
アイツ…面白がっちゃって<(T^T)>!
テレビ的に面白いほうに
もってったつもりなんだろうけど
わざと激しく攻め立ててくるから
思わず…
「おいっ、激しいよっ…優しくして…っ」
なんて言っちゃったんだよ~(>ω<〃)
たぶん番組としては
これ以上ない展開になったろうが。
うぉぉ……どーすんだ……
誰かぁ~……助けて……