第5章 復活アメジスト【S×M】
【二宮】
翔くんが、腰を90度に…
いや、なんなら92度くらいかな?
↑そこ、重要~??
とにかく、深々と…そりゃあもうふっかぶかと
頭を下げて俺たちに謝っている。
その横で、裸にコートを羽織った松潤が、
何が起こったの?っていう顔で立っている。
翔ちゃん…案外苦労するかもね~(^^;
でもさ、お似合いだよ…ふたり…
「翔ちゃん、謝ることないよ?」
「そうそう…言わなくても分かってたから、俺たち」
雅紀と大野さんの穏やかな言葉に、
翔くんは顔を上げて俺たちを見た。
「二人の顔見れば、あの晩、何があったのかなんて、分かるってこと🎵ねっ?」
大野さんがそう言えば、
「そうだよ~(^^)しらばっくれようとするからさ、ちょっと意地悪しちゃっただけだから…
ごめんね、翔ちゃん」
雅紀も逆に謝った。
「……えっ?バレてたの?」
天然炸裂の松潤の、コートから覗く白い胸には、
その証拠の赤い痕……
やらしいし…(*ノωノ)
それに、翔ちゃん、そんな激しいエッチするんだね…
「とにかくさ、無事に元鞘なんでしょ?
良かったじゃん!
別に、久々のエッチが燃え過ぎちゃって、何度もシタってこととか、聞かないから、心配しないで~」
そうウインクする俺に、松潤が、
「何で知ってるの??」
って…… …
その後ろで、翔ちゃんが小さくため息を吐いたことには、松潤以外の3人が気付いていた。
『頑張れ!!翔ちゃん!!』
3人で心の中で呟いたよ、勿論。
翔ちゃんは、松潤のコートの前をとめてから、
↑今更だけどね…
改めて俺たちに向き直った。
今度は、真っ直ぐに凛とした強い瞳で。
「今回のこと、本当に、なんて言ったらいいか、言葉が見つからないくらいに、感謝してる…
ありがとう」
頭を下げる翔ちゃんと見て、
松潤も一緒に頭を下げた。
……松潤…なんか、いつもと違って、可愛い♡