第5章 復活アメジスト【S×M】
……潤……(-ω-)/
君が、見た目に似合わないくらいの
可愛い天然ちゃんだっていう事、
痛いほどに思い出したよ…
「じゃあ、何もしないで夜はそのまま寝たんだ~」
「ベッドも全然汚すことも無くて…」
「ラブグッズも、封さえ切らないで…」
「うん♡ねえ~翔くん?」
潤が俺を振り返った。
満面の笑みで…
俺上手くやったよ!翔くん♡褒めて~♪
とでも言いたげに……
えっと……どうしたもんかな…_(^^;)ゞ
「ねえ、松潤、今から着替えるでしょ?
いつも一番最初に衣装合わせるじゃん?」
「え?あ、うん…そだね…じゃ…」
ニノに促されて、潤はいくつか掛けてある、
今日の衣装の前に…
「これ、松潤のみたいだよ?着て見て?」
「うん、ニノは?」
「あ、俺も着るよ!!」
そう言ってニノはシャツを脱いだ。
それ見た潤も、着ていたセーターをバサッと、
カッコ良く脱ぎ捨てて…
……あ……えっ??
「松潤、背中…」
あ……あっ、あ…あああああ//////
慌てて潤の背中に覆いかぶさるも、
時すでに遅し……
潤の背中の生々しい赤い痕が、
3人の目に晒されてしまった。
「ちょっ、翔くん、こんなとこで…」
背中を隠してセーフかと思ったら、
「松潤、そこも…」
智くんが指差した胸の、
左乳首の横、2.5㎝…
くっきりはっきり、
背中と同じような赤い華が…
あ、あと鎖骨の下3.7㎝、肩の下4㎝…
いや、4.2㎝くらいかな?
それとぉ~……
↑どうでもいいわっ!!///デスヨネ~(*^^)
「確認だけど、それって、キスマークだよね?」
相葉くんにズバリ言われ、潤は困った顔して俺を見た…『翔くん、どうしよ??』って……
………(´-ω-`)…←白旗挙げてる
潤の肩から、俺のコートを掛けてやってから、
俺はみんなに向かって潔く、
「ごめんなさい、嘘を吐きました…」
そう深々と頭を下げた。