第5章 復活アメジスト【S×M】
『案ずるより産むが易し』
昔の人は良く言ったもので…
悩んでるんなら、抱いちまえ!!ってな(^^;
まあ、ちょっと違うけど。
↑大分違いますよ!
でも、答えは出たじゃん。
俺はこの先、あいつと一緒に歩いてく…
俺には潤が必要だったし、
これからも必要なんだって、
そう気付いたから……
あいつ等には、まあ、強引過ぎるやり口には
多少モノ申したいけれども。
感謝しなきゃな…
二の足踏んでる俺の背中を、押してくれたんだから。
こんなことがなかったら、俺はまだ
もたもたしてただろう…
「翔くん…」
振り返ると、バスローブを羽織った潤が
リビングの入り口に立って俺を見ていた。
「潤…目が覚めたの?」
「うん…翔くん、どこ行っちゃったのかと思って」
「ふふっ…どこにもいかないよ?……おいで」
手を伸ばすと、潤は嬉しそうに微笑んで、
俺の胸の中に飛び込んできた。
「拭いてくれたの?」
ちょっと恥ずかしそうにそう言う潤が
もう、何というか……堪らん!!
ソファーで肩を抱き寄せると
潤は俺に身体を預けてきた。
「潤も飲む?」
「うん」
立ち上がってハイボールの缶を
取りに行こうとした俺の手を、
潤が引っ張った。
……??
「それがいい……翔くんの…飲んでんの…」
睫毛を伏せながら小声で言う潤に、
その意味を理解した俺は、
飲みかけのハイボールをひとくち、
口に含んでから引き寄せた。
待っている顔の可愛さったら///
あの松本潤だよ?
こんな顔知ってるの、俺だけだよな?
誰にだか分からない優越感に震えながら、花のような唇に口づけた。
薄く開いた唇を開いて、
温くなってしまったハイボールを流し込むと、
潤の綺麗な喉仏が上下に動き、
甘い吐息を漏らした。
もう〜///(*ノ▽ノ)
これ以上俺を誘惑しないでくれ(^-^;