第5章 復活アメジスト【S×M】
【松本】
ホントはさ……
嬉しくて嬉しくて
身体中から溢れてくる幸せを
表に押し出したかった。
懐かしい…翔くんのが入ってきて
隙間なくビチって抱き合えた時。
何年も何年も
ずっと夢見てきたことが
ついに…かなって(〃▽〃)。
感情が溢れてきて
身体が幸せに震えて
目の奥が
グッと熱くなったんだけど…
目の前の翔くんが
男前の翔くんが
そんな湿っぽい空気を
望んでいない気がして、さ(^^;?
それに…「松本潤」のプライドってヤツが
最後の最後でいい仕事をしてくれてww
ふざける翔くんに合わせて
笑うことができた。
「ヤル気漲ミナギっちゃってるからさ♪」
「ふふ、何だよ…それ…」
久しぶりにこのアングルで見上げる
翔くんの顔が…マジでカッコよくて。
俺のナカに突っ込んだまま
愛おしそうに…
でも野生っぽいオトコの眼差しも
チラチラ見え隠れさせながら
熱く見下ろしてくるから
ドキドキが…半端なくて
早く溶け合いたくて
その先をねだってしまっていた。
「…あっ、やぁっ…しょ、くん…っ…」
徐々に上がってくるスピード…
懐かしい翔くんの棒に
ヒダが擦られる熱さ…
もう、たまんなくてっ…//∇//)
「あぁっ、もっと…っ……もっと欲し…ぃっ…」
熱に浮かされたように
思わず両手を差し出したら
翔くんが倒れてきてくれて…
「…潤、やばっ……可愛いっヾ(≧∇≦*)ノ」
また俺たちは
肌と肌をミチッとくっつけ合って
お互いの気持ちごと
思いきり抱きしめ合った。
あったかくて
甘くて
ほんのちょぴっとだけ切なくて。
でもでもやっぱり
あったかくて
…幸せで(〃ノωノ)。
あぁ…もう…っ…
「…翔くんっ…だいすき…っ…」
俺は無意識に
後ろをキュンと締めながら…
どうしても我慢できなかった
幸せのひとしずくが溢れていくのを
止めることができなかった。