第5章 復活アメジスト【S×M】
魅惑的な唇に、この日、
何度目か分からないキスを落とす。
優しく…激しく…甘く…
下を絡ませながら、
俺は潤のソコに、再び自身を押し当てた。
ゆっくりと…
潤の中に押し入る。
「あ…っ…」
久々の圧迫感に一瞬息が詰まる。
「潤…締めると、入んね…」
「え…あ、ごめん…」
そこは潤も慣れたもんだから、
すーっとさっきの圧迫感が和らいだ。
その隙に俺は一気に潤の中に腰を進めた。
「…潤…」
「翔くん…」
「…温っけぇ~(≧▽≦)…潤の中」
「翔くんだって、温かいよ…」
「そりゃそうだよ、もうヤツ、
ヤル気漲ミナギっちゃってるからさ♪」
「ふふ、何だよ…それ…」
そう笑った潤は、やっぱり天使だって。
ホントに、俺の天使だ♡
天使の白い身体を、強く抱き締めた。
僅かな隙間さえもないくらいに…
10年分の想いを込めて…
どうして離してしまったんだろう
好きだったのに…
本当は何よりも大切だったのに…
気付いてなかった訳じゃない…
若さという名のプライドが、
捨て身で欲しいものを奪いに行くことに
二の足を踏ませたんだとしたら…
その時間を取り戻すのに
10年もかかっちゃった。
今度は決して…
何があっても……
「翔くん…動いてもいいよ…」
「あ、うん…じゃあ…」
そうだった!
感動に浸ってる場合じゃね~!
いくら間に一枚挟んだとはいえ、
薄っいコンマ何ミリのゴムじゃ、
あんまり効果も期待できない…
「もう~、翔くんったら、早すぎぃ~」
なんて、言われないように
↑そんなこと言いませけどね…
頑張らなきゃ!
最奥まで埋めた俺を
抜けるギリまで引いてから、
また奥まで押し込むと、
潤の中が蠢く様に絡みつくのが分かった。
(≧▽≦)ヤバい///
頑張れるかな~?俺…