第1章 魅惑のルビー【S×O】
「ふふふ♪…全然ないよ、そんなこと♪」
丸いほっぺを
ぷにぷにとつついてやる。
「俺には翔くんがいてくれる。嵐がある。
それだけで…ジューブン幸せだ♡」
俺を見つめる瞳がキラキラして
零れそうだっつーの(*´`)カワイイ♪
「どんなに自分が年を重ねようと
若いヤツらが出てこようと…関係ねーだろ?」
「智くん…」
「俺たちが歩いてきた道…
これから歩いていく道…
俺にはどっちも輝いて見えてる♪
翔くんと…アイツら3人と…
今まで通り楽しく歩いていくだけだ♪」
「さっきは俺のこと
おじさん呼ばわりしたクセにww」
「最初に言い出したのは翔くんだよ?」
「あれ?…そうだっけ?w」
「それにおじさんだっていいじゃん!
おじさんにならないと出せない魅力で
若いモンと勝負してこーぜ?」
バンビみたいにデカい濡れた瞳で
ジッと俺のこと見てたと思ったら。
「もうっ…智くんっ!」
両手で俺の頬をビタっと挟んで
ムチュウッと正面から唇をブチ当ててきた。
「今日はなんでそんなに
男前なんだよっヽ(≧∇≦*)ノ♡」
もっかい…ムチュウッ♡
それからまたヒシッと
俺のことを抱きすくめて。
「そうだよねっ?やっぱ…このもち肌…
これさえあれば、俺は…っ…」
な、なんか…違くねーか( ̄▽ ̄;)オイ
「大好きだ、智くん…♡」
ま、いーや♪
翔くんの中で一番なのは
絶対に俺だっていう自信、あるし(*^^)v
「俺も…大好きだよ、翔くん❤」
そう言いながら
今度は俺から唇を寄せた。
お互い唇を半開きにして
舌の先をクリクリと絡ませ合う。
……って、あれ?
「翔くん…当たってるけど…」
「んふふ~♪智くんがヤラシいキスを
仕掛けてくるからだろぉ…//∇//)?」
「でももう無理だかんね?俺もう…3回も…」
「俺はまだ1回でーす(≧∇≦)/」
「いやいや…ちょっ、翔くっ…ああぁっっ」