• テキストサイズ

Jewelry♢ボックス【気象系BL】

第5章 復活アメジスト【S×M】



【松本】


自分の中では翔くんに対して
雪解けの季節を迎えたような気も
チラリとしたんだけど。

なんつっても
コトがコトだから…

いつもの俺みたいに
いろいろ合理的に考えて
サクサクと行動に移すこともできず

ともすると…

やはり考えてしまうのは


このままずっと…
今のままで…


俺が変な行動に出ることで
事態がややこしくなってしまっては困る(◎-◎;)

忘れたくなくて
ずっとずっと胸の中で温めてきた
大切な想い…(〃ノωノ)♡

ここまで来たならもう…

墓場まで…かな(*´`)

…持ってく覚悟で。

20年一緒に歩んできた
かけがえのないメンバーと共に

大好きな翔くんの横で
静かに笑っていよう…



そんなふうに考えることが多くなって
自分の気持ちに決着がつきかけた時。

翔くんの様子が…

何となくだけど
おかしいように思えてきて。


軽く…

避けられてる…?

いや、そこまでじゃないのかな…

みんなといる時は
ちゃんと話しかけてくれるし

嫌われてるわけじゃないと…
思いたいんだけど。


東京公演2回目の鍋部の活動は
フツーだったよなぁ…

どちらかというと
俺のほうがドキドキしていたくらいで

ゴマ味噌鍋…
すごく気に入って食べてくれてたし。

紅白もカウコンも
一緒にいる時間は少なかったし
興奮状態だったけど…

でも…

いつもの翔くんに見えた。


やっぱ…年明けてからだよな…?

何が?…って聞かれると
こういうところだとちゃんと言いにくいんだけど

とにかく…様子がおかしい(@_@;)

楽屋で落ち着きがなかったり
その影響で小さなドジ踏んだり

ヤバいレベルではないにしても
いつも一緒にいる俺らからしてみたら

明らかに
『いつもの翔くん』じゃなくて…


/ 727ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp