第4章 琥珀色の恋【A×N】
「そっか…じゃ、待ってようかな~(^^;」
「大丈夫、すぐ来るはずだよ~♪
俺と鍋食べることになってるから…」
鍋か…(^^)
松潤と翔ちゃん、札幌からずっと二人で、スタッフさんが用意してくれた、いわゆる『ご当地鍋』を本番前に食べている。
なんか、仲良しなんだよね~(^^;
この頃、妙に……
松潤を待ってる間、
手持ち無沙汰の俺は、ゲームをするニノの隣に、ぴったりとくっついて座った。
「ちょっ///向こうに座れよ~」
パッと赤くなったニノの首に、
夕べに姿が重なって、心臓がキュン♡と音を立てた。
それを見ていた翔ちゃんが、
大野さんに何か耳打ちしてる…
「な、何?」
「いや~、別に(^-^)」
なんだよ~!さっきから翔ちゃん、
ちょっと変…つ~か…
その時、バーンッと大きな音を立ててドアが開き、サングラス姿の松潤が登場した。
恐らく俺たちより先に来て、
スタッフさんと打ち合わせしてたんだろう。
4人の8つの目は、一斉に彼に向かった。
彼は真っ直ぐに、俺たちの方に歩いて来て、
「おはよ…お??ニノ、なんか昨日と違うんじゃね?相葉さんに抱いてもらったんだね?」
と、ストレート過ぎる言葉をニノに投げた。
一瞬、驚いたように目を見開いたニノだけど、直ぐに恥じらい色のオーラを纏いながら、
「うん…お陰様で…いろいろ、ありがとね…」
恥ずかしそうに、でもハッキリとそう答えた。
そのニノに、俺はまたキュンキュンしてる…
もう~///(≧▽≦)可愛すぎる♡♡
「上手く入った~?」
「えっ?」
大野さん…(・へ・)もう少し、こう…
何て言うかオブラートにさ…
「うん…入った…」
えっ??(;・∀・)
「痛くなかった?」
翔ちゃん……あなたは違うと思って…
「…それが、そんなに、痛くなかった…」
……(((^_^;)
ニノ……