第1章 魅惑のルビー【S×O】
だってさ~♪
不慣れってことは、経験不足ってことじゃん!
この人、女の子は経験豊富かもしれないけど、
それはまあ、仕方ないとして。
オトコは、俺だけ…だもんね~❤
まあ、智くんが言う事を信じたとして…だけど。
俺しか知らないから…
こんなことするのも、させるのも、
俺だけ…ってことでしょ?
だからこそ…このたどたどしい、
おっかなびっくりの舌遣いが、
もう、ヤバいくらいに『クル』訳🎵
「…んんっ…智くん…気持ち、いいよ~」
「ふぉんろぉ~?」←ほんと~?と聞きたいらしい
奥まで入れられない分、
握った左手を上下に扱いて、
俺を高めようとしてくれてる…
そんなに頑張らなくても、
もう既にMaxくんだけどね(^^;
膝立ちし、上から眺める智くんは、
もうその顔だけで、俺イケる…ヾ(≧▽≦)ノ
可愛くって、
愛おしくって、
もう食べちゃいたいくらいに好き❤だから…
………
ついつい、俺の中で生まれたいつもはない『Sっ気』が、ふつふつと湧いて来て…
↑いつもない!?言うよね~(´-`*)
そっと手を頭の後ろに回し、
逃げられないようにしてから。
一気に腰を前に突き出した。
当然、
頭を押さえられて動けない彼の口の奥に、
暴れん坊将軍が突っ込まれた。
↑今度は将軍かよっ///
「お゛え゛ぇぇ~っ、ぐえ゛ぇぇ~っ///」
案の定、智くんの喉ちんこを突っついたらしい将軍のせいで、智くんは涙目で嘔吐いた…
「大丈夫~??」
「もぉう~っ///酷いよ、翔くん!ゴホッゴホッ…」
「ごめんね?ごめんね?…くくくっ…」
笑いをかみ殺す俺を、
智くんはフグみたいな顔で睨みつけていた。
もう~//////
そんな顔も、可愛いんだから~ヾ(≧▽≦)ノ
俺は、智くんの背中を引き寄せて
思いっきり抱き締めた。