第4章 琥珀色の恋【A×N】
…へ?
スタジオじゃなくても…?
突然…真剣な声がしたと思ったら
水を流す音もしないのに
ガチャリ…とドアが開いて
少し難しい顔をした相葉さんが
ゆっくりと出てきた。
そんで…
その真剣な顔のまま
「俺たちさ…他のユニットに比べて
少し出遅れてるでしょ?」
「う、うん…それは、まぁ…」
「もうさ…練習日にこだわらずに
ガンガンやんなきゃダメだと思うのよ」
「ガ、ガンガン…」
「一昨日も何か掴みかけた気がしてさ…
飯でも食ってそのままウチで練習どお?
…って誘うつもりだったんだ」
「え…そ、なの?」
「翔ちゃんからの連絡で
ちょっと無理になっちゃったけど…」
「そう…だったんだ…」
相葉さん…
同じこと、考えてくれてた……
「だからさ、今日!…今日やろう!
ウチで…特別レッスン(*^^*)!」
「特別…レッスン……」
と、特別の…レッスン…//∇//)♡
なんつー響きなんだよヽ(≧∇≦)ノ
どんだけ魅惑的なんだヽ(≧∇≦)ノ
………( ̄∇ ̄*)
…ダメ、じゃん。
『知られちゃいけない』…んだよ?
スタジオだけでも
最近ヤバくなってきているのに
相葉さんちであんな密着したダンス…
しかも…特別の…レッスンだなんて…//∇//)
俺…漏れでない自信が…ない←何が?w
「あ、相葉さんちで?…今日?」
「うん、そう!…なに、やだ?」
「いや、嫌とかじゃなくて…さ」
「じゃあ何なんだよ?…何か…」
「何もないけどさ!そんなに…」
「そんなにやる必要あるって!」
「まだ時間に余裕あるしさ…?」
「ニノ…俺んち来るのがイヤ?」
「な、なんでそうなるんだよ!」
「じゃあ俺のことが嫌いっ!?」