第4章 琥珀色の恋【A×N】
翌日の仕事は
翔さんとの雑誌の撮影。
はぁ……(。ー`ωー)
なーんか気が重い。
昨日はおでんを多めに買い込んで
それを食べながら
心ゆくまでゲームをしたのに
やった時間は長くても
あんまり楽しめた感じがしなくて。
いまいち満足できなくて
何かが心の中にずっと引っかかってるような
モヤモヤした感じがとれなくて。
そんでそれは
一晩寝た今日になっても
スッキリ晴れてくれなくて。
翔さんと一緒だと思ったら
ますます気が滅入ってきちゃって。
なんなんだよ、ホントにもう…
まだ昨日のこと
引きずってんのか?…俺は…
女子かよ…(;-ω-)←女子だなww
翔さんが悪くないことは
よーくわかってるんだけどね…
一人特訓が寂しくて
相棒の相葉さんを呼んだだけだもんね…
一緒に焦りを背負う仲間が
欲しかっただけだもんね…
なーんも悪気なんてなかったんだしね…
久しぶりの二人だけのご飯より
とーぜんダンス特訓の方が数段大事だしね…
↑けっこうネチネチ言ってるww
でも……
でもさ?
あそこでダンス補講のお誘いがなければ
相葉さんとご飯に行けたかもしれない…
なぁんて思っちゃうとさ…?
ビミョーに残念、ていうか…
いや、そんなでもないんだけど…
でもやっぱ…勿体なかったなぁ…なんて。
まぁ…ほんのちょっとよ?
はぁー…やだやだ。
マジで女子のヤキモチみてぇ…
…ヤキモチ………
ぷっ(≧∇≦*)何それぇー♪
それじゃまるで
俺が相葉さんのことを…( ̄∇ ̄*)
相葉さんの……ことを………