第3章 ブルートパーズの束縛【O×N】
4人になった部屋には
気まずいムードが…
流れてもらっちゃ困るから。
「お前ら…どーすんだ?」
優しめに声かけてやった。
けど…
相変わらず歯切れの悪いこと。
二人で顔を見合わせて
どーする?みたいなアイコンタクト…
…ったく
モジモジモジモジしやがって!
そんなんだから
いつまでたっても先に進めねーんだ!
「あのなぁ…」
ちょっと説教たれてやろうと思って
身を乗り出したところで
タオルケットにくるまってたニノが
ピョコンと起き上がった。
「上がってきなよ…二人とも」
あれ……
寸止めの見せ物になってたのに
すんげー優しい声で。
「翔さん……相葉さんに大野さんと
同じようにしてもらったら
絶対に大丈夫…怖くないからさ?」
眼差しもめっちゃ柔らかくて…
「一緒に…気持ちよくしてもらお?」
「ニノ…」
「ニノちゃん…っ」
相葉ちゃんなんか
涙声になっちゃってる( *^艸^)
「大野さん」
「うぇっ?…な、なにっ?」
「今日はとびきり…優しく抱いて?」
「お?…お、おん…任せろ!」
二人で抱き合うようにしながら
よろよろと立ち上がる
翔ちゃんと相葉ちゃん…
しっかりしやがれ…っ
伝授してやるから!
ニノの優しさ
ちゃんと受けとれよ…?
「スッポンポンになって上がってこい」
そう言いながら
俺もジーパンとパンツを脱ぎ捨てた。
「ニノ…待たせたな♡」
そっとタオルケットをめくって
綺麗なニノの体をめいっぱい抱きしめて。
「…はっ…ふぅ、んっ…」
甘い舌をイヤラシく吸い上げたあと
首筋と肩と鎖骨にチュ…チュ…と
小さなキスを落としながら
ピンク色の可愛い乳首に
ぷちゅ…と吸いついた。
「…あっ…やぁっ…」
ふるり…と体を震わせるニノが
とてつもなく愛しくて…//∇//)
そういえば最近は
こんな甘ったるい前戯はほとんど省略…
やったとしても
サッと型通り…みたいなもんで。
激しいキスのあと
すぐに互いの茎を擦ったり咥えたり
アソコを拡げたりして
直接的な快楽が早く欲しくて
サッサとブチ込んでしまってた…
こんなにゆっくり
ニノを喜ばせるのなんて
どんだけぶりだろう…
二人に見せたニノの優しさに胸きゅんの俺は
見せるための演技じゃなくて
溢れる愛しさのまま
心を込めて恋人の体を舐め回した。