第3章 ブルートパーズの束縛【O×N】
「これ以上は、ここじゃ無理だかんな~
仕方ねえ…」
息の上りかけたニノを、大野さんは離した。
大野さん……何でそんなオラオラで、
男前オーラ全開なんだよ(´-ω-`)
普段の彼からはかけ離れたキャラに
かなりの戸惑いを感じる(^-^;
しかも、ニノはニノで、
艶っぽい目で大野さんを見てるし…
「あのさ!!ニノ、初めてイレる時、痛かった?」
ブ――――――ッ//////
俺は思わず、飲んでたビールを噴き出した。
恐るべし!相葉雅紀///
「ああ~、もう翔ちゃん、大丈夫~?」
雅紀は笑ってテーブルを拭いてくれたけど、
そんな急に核心過ぎる質問…
流石のニノだって、答えにくい…
「…まあね…痛かったけど…」
↑答えるんか~い///
「けど??」←食い付く相葉氏
「中に、この人を感じで、幸せだった…」
俯き加減、赤い顔して、ぼそぼそと言ったニノ。
「へぇ~…だって!翔ちゃん!!」
「ブォッ///」
↑吹き出しそうになっても出す物がなかったらしい
「あ、そ、そうなんだ…」
ダメだ!俺、挙動不審過ぎる(+o+)
落ち着かなきゃ///
俺は、小さく深呼吸してから
ビールを口に含んだ。
その瞬間、
「ねえ、もしかしてだけどさ。
翔ちゃんと相葉ちゃん付き合ってるの?」
ブ――――――ッ//////(本日2回目)
天に向かって、盛大にビールを噴霧したことで、
俺と相葉くんの関係は、二人の知るところとなった。
この後、
真っ赤になって俯く俺に、
大野さんは、切々と繋がり合える幸せについて語って聞かせ、相葉くんは、それに大袈裟に共感していた。
何しろこの二人、かなり酔っぱらってるし。
そして、時々、上目遣いで俺を見るニノ目は、
同情色に染まっていた。
ホントは、大宮のエッチ見学したいところだけど、
ニノのそんなとこ、
やきもち妬きで、束縛ッキーの大野さんが見せるとは思えないし…
はああぁ~(;^ω^)
何でこんなことになったんだろ?
……深夜の居酒屋は増々盛り上がっていった…
主に、二人で…だけど。