第3章 ブルートパーズの束縛【O×N】
【SATOSHI】
ニノのこと
信じてないわけじゃねーんだ。
むしろ浮気なんてしないっていう
絶対的な自信すらあるぜぃっ♪
あの木村くんにだって
寝取られてないんだから…
↑彼はノーマルですけどね(;^_^A
山田なんかと
ナニカあるはずなんてない…
そんなことはわかってんだけど!
面白くねーじゃん(  ̄っ ̄)ムゥ
こっちは気持ちも身体も
崩壊スレスレのとこで我慢してんのにさっ…
よりによってニノ好きの山田なんか
俺たちの家に平気で上げちゃって
↑ニノの家ですけどね(;^_^A
二人っきりで徹ゲーだか腹芸だか
朝まで楽しんじゃって…挙句の果てにぃ!?
…あ"ぁんっ!?
『休憩』まで付けちゃっただと!?
ちくしょー!!
頭にくるぜっ(>ω<〃)!!
…だから。
すんげ派手めの
家宅捜索をしてやった。
俺の怒りを表すために( ̄^ ̄*)。
ソクバッキーとでも
なんとでも呼びやがれ!
ニノ…お前は俺のもんだかんなっ…
とぅるんとぅるんのほっぺも
ポテッと柔らかい下唇も
ぷにぷにしてる身体も
小悪魔的に見せてる性格も
ゲームの腕前すらも…っ
ぜーんぶ俺のもんだかんなっ…
誰にも触らせねぇ(。ー`ωー)
鼻息荒くニノに詰め寄ったら。
「だってさぁ、智に会えなくって
淋しかったんだもん…」
ちょっと伏せ目がちにしながら
恋しかったアピールをブッ込んできやがった。
くそう…(。ー`ωー)
こうなってくると
演技の応酬も非人道的な家宅捜索も
そろそろ切り上げ時……
俺のメラメラした激しい嫉妬に
ニノが呆れ始めた証拠だから。
やりすぎて
禁欲日数を加算なんかされたら……
仕方ねぇ…
「…ニノ………」
俺は大きなため息をついてみせた。