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【NARUTO】スケアさんとの恋

第7章 居酒屋で偶然に…



「え⁈、スケアさんが好きなの⁈確かに端正な顔立ちのイケメンね。やるじゃない。」

紅がスケアさんを見定めながら喋れば、アスマがスケアさんを真っ直ぐ、静かに睨んでいる。

(ヒーー!恐い恐い恐い!辞めてください!)

「アスマ!ダメだって!殺気飛ばさないでよ!スケアさんビックリするでしょ!」

アンコは、私の顔とその言葉を聞いて、ゲラゲラ笑っている。

「が必死過ぎ!何その顔!焦り過ぎー!」

その言葉に、私は、
思わず、赤面になってしまう。

全員、私の気持ちを悟るように表情が固まった。

次の瞬間、ギャハハハ、マジかよー!っと、笑われてしまい、この居酒屋にした事を心底後悔した。

(く、悔しい!!!)

スケアさんさえも吹き出して
笑っている。

その姿を見て、
大きく溜息をついていた。

完全に遊ばれている。
悔しいなぁ……。


次の瞬間、机の下で、
スケアさんに手を握られた。

思わず、スケアさんを見れば
涼しい顔をして皆と会話している。

さっきの事もあり、
また笑われたら…と、
つい想像してしまい辛くなった。


だから、ゆっくり手を離して、その手でドリンクを飲んだ。


私は、多分、
スケアさんにも笑われた事を
拗ねているのだ。


こんな事をしたら、もう、
二度と会ってくれないかも
しれないのに…

どんどん自分の心が、
欲張りになる。

私を好きになって欲しいって
願っている。

スケアさんは気づいたのか、
私の方を見つめた。
だけど私は、目を合わせずに
お酒を飲んでいる。

目を逸らす私をずっとみている。
視線を感じるが、意地になって見ないようにしていた。




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