第17章 amusement…?
『あっそう…』
「本当だったんだな、めっちゃ長生きなの…」
虎杖くんがポカンとしていた
『あ、まだ信じてなかったのね』
「…元の世界にもどるのなら、あの時のようにここに来る原因になったヤツを倒すしかないよな…」
シキがぽつりと呟いた
『それができたら苦労してない…というか、3人が倒してたじゃない』
「実は本体じゃない…?」
冬獅郎がそう言った
『…その可能性もありそうね』
てか、シキ帰り方知ってるじゃん…
『ま、今は考えても仕方ないし…伏黒くんでも探そうかな』
私がそう言うとシキが消えた
どうやら、宿儺も一旦は静かになったというか…戻った?のかな
「で、見つかったか?」
冬獅郎がそう言った
『伏黒くん?見つけてるよ』
冬獅郎も場所はわかってるだろうに
私と冬獅郎は伏黒くんを捕まえに向かう
「玉犬!!」
『!あの時の…』
草陰から伏黒くんの放った式神が襲いかかって来る
よく見ると可愛い
『…縛道の四、這縄』
玉犬に縄が巻き付く
動きが止まった瞬間だった
「鵺」
大きな鳥のような式神が向かってくる
『っと…』
ギリギリで躱すことになるとは…
パチ…
体が少しだけ痺れる
なるほど、雷の性質か何かを持ってるのね…
「降参しますか?」
伏黒くんがそう尋ねてきた
『まさか、するわけないでしょ』
さっきから伏黒くんの位置はわかってる
『けどたまにブレるんだよなぁ…』
バサッ
後ろから聞こえた羽根の音
『縛道の六十一、六杖光牢』
六杖光牢が鵺を捕らえる
それと同時に私は伏黒くんの所へ移動する
『タッチ』
「はや…」
『よし、全員捕まえた!』
「くっそー!!納得いかんて!」
まぁ、虎杖くんは宿儺のせいだもんね
「もう1回!もう1回やるわよ」
「はぁ…」
三者三様
それぞれの反応は違うものだった
『今日はこれでおしまい、またやりましょ。』
『さて…冬獅郎』
「ん」
『虚でも探しに行きましょうか』
「は?」
『ほら、鬼ごっこの時にシキも言ってたし…虚倒したら…って』
「大阪に戻るのか?」
『いや、今回は空座町のある場所に行ってみようかなって』