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BLEACH〜透明な華〜

第14章 rebellion





ガシッと京楽と浮竹に脇を抱えられた

『え…』

「そのまま四番隊へ連れていきましょう。あ、抵抗なされるのであれば…わかってますよね?」

思わず全力で頷いた

『は、はい…』

そしてそのまま私は四番隊隊舎に連行され、そこで二週間を過ごすことになるのだった







『で、報告なんだけど…』

私は一番隊隊舎に来ていた

「うむ…」

『朽木響河は白哉が倒したっていう事と…村正は消えたみたい。
で、被害に関しては…特に無しと。』

「無しではなく修復なされたの間違いでは?」

『…そうとも言うわね。で、それと…斬魄刀達は全員元に戻ったみたいね。』

「そのようですな。」

『これで一段落ね』

「此度の事再び礼を言わねばならんな…」

元柳斎はそう言って立ち上がろうとする

『いいのよ、私が勝手にしたことだから。』

「しかし…」

『いいから。あ、そうそう。
元柳斎、真子達来週からでも復帰出来るわよ』

「!随分と早く処理が完了したようじゃな…」

『ん?ちょっと無理言っただけよ。
四十六室に早くしてねって』

私がそう言うと元柳斎は何とも言えない顔をしていた




それからすぐに真子達の復隊の用意が進められた

「三番隊隊長、鳳橋楼十郎
五番隊隊長、平子真子
九番隊隊長、六車拳西

以上三名を隊長に任ずるものとする。」

一週間後に隊首会が開かれ、真子達が隊長任命を受けた

各々挨拶と副隊長、隊士との連携、更には通常業務も課され忙しそうだった




そして私はと言うと…

『ねえ、喜助。』

現世に来ていた

「何ですか?」

『この間言ってた話なんだけどさあ…』

「突然っスね」

『私、好きな人いたみたい』

「……!?」

喜助が目を見開いていた

『何よ。』

「いや、その…え、いつご自覚を?」

『うーん…いつだろ?わかんないんだけど…』

「はあ…で、お相手は…」

『喜助もよーく知ってる人』

私がそう言うと喜助が真剣に悩み始めた

「…黒崎サン?…いや、違うな…まさか一心サン…」

『誰が人の旦那を好きになるとでも?』

「はは…そうっスよね…」

『ていうか、私好きになる人性格同じすぎてビビったわ』

「……と言うことは…平子サン?」

喜助がそう言ってきた

『……っそ、そうなんだけど…』

「うわー、恋する乙女だ。」



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