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BLEACH〜透明な華〜

第14章 rebellion




そしてそのままどんどん霊圧を上げていく剣八

辺りの建物が消し飛んでいく…

ルキア達も耐えるのしんどいだろうな…

『神無月、防壁を』

「仕方ないね…」

神無月がルキア達を守るように防壁を張る

周囲の建物がほとんど消し飛んだ頃、ようやく剣八が霊圧を抑えた

どうやらルキア達は飛ばされてしまったらしい

近くに霊圧は感じなかった

目の前に残ったのは、白哉と剣八だ



『ここにいたら邪魔そうね』

私はこっそり別の場所へ向かう

その途中の事だった

『あれ…?乱菊?…って、虎徹副隊長に雛森副隊長…あ、射場副隊長まで?!』

四人が倒れていた

?この匂い…疋殺地蔵の毒…?

微かに残っていた匂い

なるほど…四人とも毒にやられた訳だ…なら急がないとね

私は四番隊隊舎へ向かう

『烈!ちょっと手伝って!』

私は烈と共に解毒薬を作る
その間に隊士たちに四人を運んでもらった

「これで大丈夫でしょう」

『間に合ってよかったわ』

解毒薬が完成し、四人の解毒も終えた

顔色も大分良くなってきた

『あ、そうそう。烈、今から怪我人とか結構出ると思うから…六番隊隊舎に向かって欲しいんだけど…』

私がそう言うと烈が頷いた

「わかりました。隊士を連れてすぐに向かいます」

それからすぐに烈と四番隊隊士たちが六番隊隊舎へ向かう








『さて…』

そろそろ夜一が元柳斎の居場所を掴んだ頃かな…

『神無月、出てきなさい』

私は神無月を具現化する

「どうしたの、蝶」

『今から残ってる家屋全部に結界を張るわ』

「これから皆暴れそうだから?」

『えぇ。これ以上壊されるとしんどいからね。』

「そうだね。」

『効率を考えて…二手に別れましょう。神無月は1人で、私はシキと結界を張るわ』

私がそう言うと明らかに不服そうな顔をする神無月

「…仕方ないか…で、終わったらどうするの」

『現世で集合しましょ』

「!了解」

『じゃ、後でね』

私は仮面を被り結界の用意をする


『守れ、紅弁慶』

そう言うと私の周りで花弁が舞う

その花弁は残っている家屋を覆うと透明になった

『よし、とりあえずこれで大丈夫かな』



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