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BLEACH〜透明な華〜

第14章 rebellion



─斬魄刀、その形状、能力は死神自身の魂によって形作られる。
死神は己に与えられたその刀の名を知り、心を通わせる事で力を手にする。

死神と共に生まれ、死神と共に消えゆく。
それが斬魄刀である。






『ふあぁ…』

眠い…

最近は真子達の隊長復帰に向けての用意で忙しかったからなあ…

何で休暇潰してこんな事してるんだか…

でも、もう少しだ。もう少しで真子達が復帰できる

『にしても…眠い』

一護にも会いに行かないとな…

死神の力を失うスピードをゆっくりにしたとはいえ、保っても半年…

あと、4ヶ月…

それまでに色々伝えておかないとなぁ

喜助にもお礼言わなきゃだし…真子達にも1回会っておきたいな…

『ハァ…やる事多い…』

コンコンコン

隊舎の門を叩く音がした

『?はーい』

私が門を開けるとそこには京楽と七緒ちゃんが居た

『?どうしたの?』

「いや、今から六番隊隊舎で阿散井副隊長と朽木隊長が手合わせするらしくてね。見に行かない?」

『良いけど…ちょっと待ってて』

私は慌てて準備をする

先程まで脱いでいた隊長羽織を着て、神無月を持つ

『お待たせ』

「じゃあ、行こうか」

3人で他愛の無い話をしながら六番隊隊舎へ向かう

『あ、始まってるみたいね』

「おっと、なら急がないとね」

少し急いで中に入る

ちょうど今から始解するようだ

「吼えろ、蛇尾丸!!」

恋次が白哉に斬り掛かる

それから直ぐに白哉が始解した

「散れ、千本桜」

無数の刃が恋次に向かっていく

何とかギリギリ防いでいるようだ

「卍解!」

空中で爆発した

「ほぉ…」

京楽が感嘆の声を漏らす

爆発の煙が晴れる

「狒狒王蛇尾丸」

恋次が下に降りてくる

見物していた隊士が歓声をあげていた

すると、白哉が千本桜を手放し、全てを刃に変える

「忘れた訳ではあるまい、千本桜を手掌で操れば、速力は2倍。
凡中な貴様の卍解で防ぐ事はできん。

ゆくぞ。」

そう言った白哉の手を1枚の刃が掠めた

『…白哉?』

だか、それに気付かない恋次は攻撃を仕掛ける

白哉はもちろん対抗していた

「狒骨大砲!」

恋次が白哉に向けて狒骨大砲を放つ

それと同時に白哉も卍解を使い、攻撃を防いだ



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