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BLEACH〜透明な華〜

第12章 invasion




形を変えた斬魄刀を回し始める真子

「…面白い形の刀だ」

「ええやろ、貸さへんで」

「だが、別段何かが変わった気配は無いな。"神経を支配する"というのは聞き間違いかな。」

「何言うてんねん。変わってるで、もう。」

真子がそう言った時だった

感覚が切り替わる

藍染は真子の斬魄刀の能力を受けていた

『真子…』

「ちょっと避けとこか」

ギンに腕を掴まれる

『ギン…』

「巻き込まれたくないやろ?」

私とギンは少し離れた場所から見物する

藍染が戦う近くには倒れている東仙と檜佐木副隊長、狛村隊長がいた

東仙が檜佐木副隊長に手を伸ばした時だった

藍染が斬撃を放ち、東仙を殺した

『……っ…』

「あ、来てもうたな」

ギンのその言葉と同時に愛染の後ろの空間が割れた

『…一護…?』

一護が藍染に月牙天衝を放つ

だが、その攻撃は届かなかった

すぐに切り替え、虚化を使う一護

『だめよ…それでは敵わない…』

藍染に何かを語りかけられる一護

その言葉に呑まれないように…狛村隊長が一護の手を掴む

そして、隊長達と仮面の軍勢が一護を守るように囲んだ

藍染に総攻撃を仕掛ける隊長達と仮面の軍勢

「…鏡花水月を……遣う暇など与えない…?
…あかんわ。君ら完全に藍染隊長の"力"を履き違えてるわ。」

『…みんな…』

「…今やったら逃げれるんちゃうの。」

こちらを向いて話すギン

確かに、一護が現世に来たと言うことは虚圏側にいる敵は倒し終わっているだろう

『逃げる…か。ギンは?どうするの』

「ボクは藍染隊長の部下やからなあ」

『…そうだったわね…。今なら、私を見逃してくれるのかしら?』

「ボクを倒せるんならね」

『そうね。ギン、私を逃がして?』

「…そんな言い方されたら…攻撃できひんやん」

『ありがとう…ギン。死なないでね』

私は瞬歩を使い、まずはひよ里の元へ向かう

『ひよ里…!!』

烈と鉢玄がひよ里の治療をしていた

「蝶さん…」

烈が私を見る

『…しばらく、頼むわ』

「わかりました。」

烈の返事を聞き、私は藍染に総攻撃を仕掛ける面々の元へ向かう

冬獅郎が藍染にとどめを刺そうとしていた

『冬獅郎!!やめて!!』

私は冬獅郎の刀を止めた



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