第10章 preparedness
それぞれが破面からの攻撃に対応する
日番谷冬獅郎VS破面No.11 シャウロン・クーファン
松本乱菊VS破面No.14 ナキーム・グリンディーナ
斑目一角VS破面No.13 エドラド・リオネス
阿散井恋次VS破面No.15 イールフォルト・グランツ
朽木ルキアVS破面No.16 ディ・ロイ
それぞれの戦いが始まる
一護たちの元へ向かっている中感じた霊圧
『ルキア、死神の能力戻ったのね…』
私が一護たちの元に着いた時、ルキアが死神の姿に戻っていた
後ろではルキアの義骸が一護を押えている
ルキアと破面が戦いを始めた
力はほぼ同じくらいに見えるが…
『でも…ルキアが勝つわね』
「舞え、袖白雪」
ルキアが斬魄刀を解放した
『…綺麗ね』
ルキアの斬魄刀は全てが白い、氷雪系の斬魄刀だ
「初の舞、月白」
ルキアが斬魄刀を振るう
すると破面の足元が凍った
破面は氷から抜け、空中で何か言っていた
「残念だったな。袖白雪は地面を凍らせる剣ではない。この円にかかる天地の全てが、袖白雪の氷結領域だ。」
破面を凍らせ、その氷は砕けた
『流石ね、ルキア』
「蝶!来てくれたのか」
『うん。それにしても、ルキアの斬魄刀初めて見たけど…綺麗な斬魄刀ね』
「そ、そんなことはない!蝶の斬魄刀の方が綺麗だ!」
『そう言ってくれたら、神無月も喜ぶわ』
「で、何をしておるのだ、たわけ共」
ルキアと一護の元へ向かうと、一護はルキアの義骸に入った義魂丸(ソウルキャンディー)のチャッピーに絞められていた
「蝶?!ルキア…お前…無事なのか!?あいつはどうしたよ!?倒したのか!?」
「無論だ。でなければこうして戻って来られる訳が無かろう」
「お前…その斬魄刀…」
ルキアの斬魄刀を見た一護がそう言った
「袖白雪。ルキア様の持つ氷雪系の斬魄刀にして、現在尸魂界で二番目に美しいと言われる。刀も鍔も、柄も全てが純白の斬魄刀…だピョン」
チャッピーが答えた
「台無しだよ。
てか、一番綺麗なのって…」
「蝶様の神無月だピョン」
『え、そうなの?』
「そうだ!!蝶の斬魄刀は何回見ても美しいと思うぞ」