第9章 reunion
「たった数日で一護を俺らと戦えるレベルまで鍛え上げた人だから一度会って見ておきたかったんだが…」
『うーん…喜助に聞いてみて?たぶんOKはすぐに出ないけど。』
「…色々と訊きてえこともあるしな」
『なら、私が案内するわ。行きましょ。
あ、一護、お邪魔しました!』
「おう…?」
「浦原は変態だから気をつけろよー!!」
ルキアが笑顔で手を振っていた
ルキアは一護の家に泊まる気ね
「え、浦原さんって変態なのか?」
『?まあ、自称ハンサムエロ商人…?だし』
「オマエ、一緒に住んでて大丈夫なのかよ…」
『大丈夫よ。何かあれば倒すから』
「あー、おっかねえ。」
そんな会話をしているうちに浦原商店に到着した
『ただいまー』
「おかえりっス…って、何で男連れて帰ってきてるんスか?!」
『ああ、何か喜助に訊きたいことあるんだって』
「えぇー…とりあえず面倒臭いんでお断りっス」
喜助はそう言うと外にいる恋次の目の前で浦原商店のシャッターを閉めた
『あら…』
「あの人、アタシに何の用っスか?」
『だから言ったでしょ?訊きたいことあるらしいって』
「尸魂界の副隊長サンなんかにこちらは何も用なんか無いんスけど…」
『ほら、喜助が一護を鍛えたからそれも訊きたいとか…言ってたわよ?』
「ええー…ますます面倒臭そうじゃないっスか」
そんな会話をしていた時だった
『……喜助、来たみたいよ』
「へ?何が……この霊圧は…」
『破面…六体いるわね』
「どうします?」
『霊圧を探りながら動いてるみたいね…少しでも霊圧のある人間に反応してるってことは…殺すつもりかしら』
「そんな悠長に…」
『喜助、一体こっちに来るわよ』
「誰を狙ってますか」
『…恋次ね』
恋次狙いだけど…私達のことにも気付いてる
『…喜助、私ちょっと他を見てくるわ』
「誰の所へ行くおつもりで?」
『…一護ね。ルキアもいるみたいだけど、一護が本調子じゃないし…それに破面は二体、一護の方に向かってる。』
「成程。ではこちらは任せといてください」
『ええ。何かあったら…すぐに連絡して』
「了解っス」
私は一護の元へ向かった