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BLEACH〜透明な華〜

第9章 reunion




そして次の日

今日も暑過ぎるとか思いながら登校していた

教室に入るとクーラーが効いていてすごく助かる

『あっつー…』

「大丈夫?蝶ちゃん」

『織姫、大丈夫よ…』

「でも顔赤いよ?」

『大丈夫…ちょっと暑過ぎただけ…』

織姫が心配そうにこちらを見ていた


「おらー、席つけー」

越智先生が入ってくる

「昨日言ってた転入生が来たから紹介するぞー、入ってきなー」

越智先生ってどっかの姐さんやってそう…

越智先生に呼ばれて入ってきた転入生を見て私は固まった

彼は黒板に自分の名前を左右逆に書く

「扁平足の平に、小野妹子の子、真性サドの真に、辛子明太子の子で平子真子でぃす。よろしくーゥ」

そう言ってだらんと挨拶をした

「うおーい、平子君、平子君。逆、逆!」

「上手いこと書けてるやろ?オレ得意やねんで、さかさま」

「あーそうかい。じゃあもうあんた、コレ含めて自己紹介に入っちゃいな!」

自己紹介を始めた彼を見る

何度見ても…私の知ってる平子真子だ。
髪は短くなってるけど…

未だに彼とは目が合わない

「よーし!じゃあ席はそこの後ろな!」

「あいあーい」

彼は一護の横に座る

前にルキアがいた席だ

「おとなりさんやなァ、仲良うしてや!黒崎くん」

「ん?お…おう。よろし…」

一護の代行証が鳴る

「うおおっ!?

ゴメン越智サン!!ちょっと便所!!」

「何ィ!?またか黒さ…ちょっ…まてコラ!!黒崎ィ!!!」

「…すまん、何というか…ああいう奴なんだ」

チャドくんがフォローしていた

「あァ、イヤ構めへん、構めへん。…思てたまんまや」

そう言うと、ふとこちらを見る彼

思わず目が合う

一瞬で逸らしたもののもの凄く気まずい

「おま…え…」

彼はポツリと呟いた

『越智先生、ごめんなさい…ちょっと体調悪いので保健室行ってきます』

「?おう…大丈夫かー?」

『ちょっと熱中症気味で…』

私はそう言うと教室を抜けた




『信じられない…』

まさか学校で再会するなんて

何で真子が学校に…?

そんなことを考えながら保健室に向かう

保健室に着き、先生に熱中症気味だと言うと早退してもいいと言われた

正直言ってありがたかった



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