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BLEACH〜透明な華〜

第9章 reunion




次の日

『今日から学校かあ…』

「どうしたんスか、浮かない顔して」

『…休みが欲しかっただけよ…』

「ああ、成程…今日休みます?」

『いや、宿題出さないとだし…あ、でも』

「?」

『今日は…ってダメだ。今日から授業じゃん…』

始業式だけかと思ってたのに…

『仕方ない…行くか』

「お気を付けて〜♪」

喜助に見送られ、私は学校へ向かった

ゆっくりと通学路を歩く

『暑っつ…』

現世暑すぎない?
まじで異常気象じゃん

そんなことを考えながら気付けば学校に到着していた

「おーす、蝶」

『あ、一護。おはよ』

靴箱で偶然一護と会った

「?蝶…オマエ、大丈夫か?」

『へ?』

「いや、顔がいつもより赤いっていうか…」

『ああ、多分大丈夫。外が暑すぎただけよ』

「ちゃんと水分摂れよ?」

『ありがと』




「イーーチゴゥ」

啓吾が一護に向かって突進する

それを肘で止めた一護

「おーす」

「おはよう、一護、春原さん」

「おーす水色」

あ、春原って私か

『おはよ、水色。ついでに、おはようございます、浅野さん』

「なんで?!何で他人みたいに呼ぶの?!」

啓吾が泣きながらこちらを見る

『冗談よ。おはよ、啓吾』

「おはようございます!女神様!!」

『シバくわよ?』

私は先に教室に入った

「あ、おはよう!蝶ちゃん!」

「……厶」

「おはよう」

織姫、チャドくん、石田くんの順で挨拶をしてくれた



「一護、一護っ!!一護ォー!!」

啓吾が何故か泣きながら教室に入ってくる

「なになに、なんなのあの集団!?なんかおかしくない!?ねェ!?

チャドとなぜに井上さん!?そして何故に石田ァ!?しかもそこに春原さんまで?!」

『?何言ってんの』

「まさに美女と野獣とメガネ!! プリンセス&女神&モンスター&メガネ!!」

『……水色、あの人誰だったかな?』

「え、僕も初めて見たなあ」

「ひどい!!ひどいよ春原さん!!!」

『「啓吾うるさい」』

「はい、すみません」

「おはよ、蝶、織姫」

『たつき、おはよう』

「おはよう、たつきちゃん!」


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