第14章 【月島蛍】雨はいつかあがるという事[R18]★
さんはいつからだったか、首を絞めながらするのにハマっていた。
理由を聞いたら、「イケナイ事してる自分を戒める為」だなんて常識人ぶったことを言っていたけど、こんなに目をとろけさせて喜んでいるんじゃ意味ないと、僕は思った。そもそもどちらにしてもどうかしてるデショ。
好きな人にこんな暴力まがいな事をする日が来るなんて思ってもみなかったケド、涙を流して善さそうにしているさんを見ていると背筋がゾクゾクして、絵も言えぬ快感に襲われる自分がいた。
雨は相変わらず激しい音を立てて降り続いていた。
酸欠でぼんやりとしたさんのくったりとした足を引き寄せ、洪水状態の秘部に中指と薬指を同時に挿入していく。
一瞬身体をピクリと跳ねさせた後、さんはおとなしく足を左右に割って抱えるように持ち上げ、ヤラシイところを惜しげもなく露出した。
「ナカ、すごいんだけど、、、」
絡みついてくる肉壁が、指をぎゅうぎゅうと圧迫して離さない。
「蛍の長い指、好き、、、」
頬を染めてそう呟く彼女が愛おしくて堪らない。
もっと喜ばせたい。
僕だけを見ていてほしい。
そんな恋をしてればきっと当たり前な感情すら、いちいち罪悪感がついて回る。
(でも、さんは僕のじゃないから。だからこんな風に胸が熱くなるんじゃないのか、、、)
そう思えば、こんな関係でも飲み込める。
ナカで指を曲げ、内側の壁を押し擦るように刺激するとさんの身体はすぐにそれに反応する。
さんの一番好きなトコ。
ココを攻めるだけで、彼女はガクガクと身体を震わせる。