第35章 【北】お祭り騒ぎがくれたモノ [R18]
「…」
『信介の意地悪っ!
でも…ッ』
「でも?」
身体だけじゃ足りん
心も脳も全部全部を
震わせてくれ
『好き…めっちゃ好きぃ
もっとシテ欲しい…!
信介が欲しい、ねん!
焦らさんといてッ』
熱いキスで
移るの味
「分かった
覚悟せぇよ?
寝かせられる気せぇへんから」
下着を浴衣を乱暴に乱して
色鮮やかな浴衣の下
浴衣より綺麗な肌に
噛み付くようなキスで
痕を残す
膨らむ突起に喰いついて
上目遣いにを見ると
『見、なやぁ!
恥ずかしい…ッ』
眉毛を下げて
顔を手で隠す
「嫌や
こんな可愛い顔
今まで見れてへんかったんが
悔しいねん
せやから、もっと…見せろ
ココはどんな顔を
持って来るん?」
顔を覆う手を退けて
首筋に顔を埋め
舌で肌を掬い上げる
「ココ、ちゃうん?
コッチか?」
仰け反った身体
力の抜けた膝を割り
ビショビショの秘部に
指を挿し込む
高く響く声に
劣情を煽られ
ビクビクと震えて
治まる気配のない自身。
堪らん
もっとを
知りたい
もっと深く
知り合いたい
「イキそうなんか?
チャント言わなアカンで?」
『ん、イキ、そうッ』
「俺も…お前とイキたい」
指を絶頂寸前で引き抜き
反り立った自身を
に突き立てると
ナカは痙攣して締め付けて来る
「一人でイクなや
ツレナイ、な」
ナカを抉る様に
腰を振り抜き
イッたばかりで敏感な
膣内に膨らむ自身を擦り付ける
『信介ッッ!
そこ、アカンッ
また、イッちゃう!』
「ええよ?
俺ので醉がるお前が見たい
好きや…愛しとるよ」
『わ、たしも
好き、愛してるッ』
知らんかった
伝え合うだけで
感動も感覚も
何倍にも膨れ上がる事も
「…凄い締め付けて来る
もっと奥がええ?」
『う、ん
もっと奥突いて…ッ!
信介のでイッパイ…掻き混ぜて…!』
”分かってる事”より
”分かり合える事”が
「分かった」
こんなに気持ち良い事も。
ジュプジュプと
激しく泡立つ結合部
甘い声と低い声を
荒い息で弾ませて
二人の絶頂を重ね合う