• テキストサイズ

《HQ》真夏の条件 〜夢短編集・夏〜

第30章 【孤爪】幼馴染の先。[R18]




「っ!!!けんまっ⁈」

「男のおれをさ、一人暮らしの部屋に泊めるってことは、覚悟できてるんでしょ?」

とさりと降ろされたのは先程研磨が座っていたベッド。
私をベッドに降ろした後、研磨は濡れた髪をかきあげながら私の上に覆いかぶさった。

「"好き"って認めるまで…このまま続けるね。」

びっくりと驚きで結び目が解けた唇に、再び唇が降って来る。
優しく合わさる柔らかいもの。

いっかい、またいっかい。

触れては離れ、また触れる。
優しいキスに安心しきっていた。



「けん…ま」










「油断しすぎだって。」


ねろり、と唇に這う舌。
は、と気がついた時には遅く、それは中へと侵入していく。

「っやっ……」

「嫌なら…舌噛んで。」

そんなこと……できるわけ…ない。

抵抗をやめ口を開けば研磨の舌が私の口の中で動き始めた。

「け…まぁ…」

ちゅ、くちゅと粘膜が触れ合う音がする。




あつくて、あつくて

触れ合ったところが

溶けてしまいそう。



/ 283ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp