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裏切りの女神R18G【刀剣乱舞×DOD3】

第10章 山の国 II※※


一方歌仙は、山姥切が姿を消した原因が、自分にあるのではないかと考えていた。

山姥切が書いたものは、自分が言った言葉だ。
ただ、掻い摘んで書かれているせいで、事情を知らないゼロには不可解な文面だろう。

山姥切は彼なりに、気持ちの整理をしようとしたのだろう。
だが、答えが出たのかはわからない。
答えが出たから、姿を消したのか。
もしくは。

「僕とゼロが共寝したこと、君には耐え難いことだった……のかな」

歌仙はひとりごちると、裾を翻してゼロの後を追った。


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