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裏切りの女神R18G【刀剣乱舞×DOD3】

第14章 飛空艇 Ⅰ※※


「ぁっ、ゼロ……様っ」

愛撫を止められた途端、一期一振は思わず声を出してしまう。
下半身の疼きは一層強くなり、もっと、もっと触れてほしい。
そんな、はしたないことを考えてしまっていた。

けれど、それを口にしたくはなかった。

「どうしたの?一期一振、随分と物欲しそうにしているね……」

たとえ一期一振が口にしなくても、ゼロにはわかってしまう。
ゼロは小さく笑うと、一期一振の足元に屈んだ。

「一期一振、どうしてほしい?」

つうっとゼロの指が雄芯をなぞる。
急に触れられ、一期一振はぞくりと背筋を震わせた。
すっかり敏感になったそこは、先端から先走りの蜜を溢し、さらなる快楽を待っている。

「私なら、お前の望みを叶えてやれる」

「あ……あ、そんな……」

目隠しをされ、一期一振からはゼロがどのような表情をしているのかはわからない。
けれどきっと、彼女は。
その表情を想像するだけで、一期一振は胸から熱いものが込み上げてくるようだった。

「ゼロ様……わ、私を…………」

ゼロを主を認め、彼女の刀剣男士になる。
そう考えるだけで、眩暈がしそうだ。

心臓が早鐘を打ち、下半身はますます熱を帯びる。
一期一振は大きく息を吸うと、唇を震わせながら恐る恐る口を開いた。

「……罰して下さい。貴女の手で」

ゼロ、彼女の存在は劇薬のようなものだ。
そんな彼女と一緒にいたら、どうなってしまうのか。

「よく言えたね、一期一振。お前の体の隅々まで、罰してあげるよ」

「……は、い」

それでも一期一振は、彼女に抗うことは出来なかった。
ゼロは一期一振の顎を掬い上げると、唇を重ね合わせた。

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