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*Forbidden Love*【R18】

第3章 来栖 龍之介・弐





瑠璃子は少し考えた後、意外にも「いいですよ」と言って俺の両腕を解放した。
俺は直ぐ様解放された手で彼女の腰を掴み、その体を下から突き上げる。


「ぁっ、ぁんっ…!ちょっと来栖さん…っ!」

「く…ッ」

ずっと焦らされていたのだ…もう我慢出来ない。
後で罵られるかもしれないが、そんなの知った事か。


「も、もぅ…っ…また勝手に…、ぁんっ…」

文句を言いながらも俺の上で悶える彼女。
今度は両胸に手を伸ばし、ぷるんぷるんと上下に揺れている膨らみを揉みしだく。


「んっ…ぁっ、ぁんっ…!気持ちイイ…っ…」

「は…ッ…」

きゅうっと中を締め付けられいよいよ限界が近い。
それでも彼女が先にイくのを待った後、その体を引き寄せ唇を奪った。


「んッ…!」

キスをしながら精を吐き出す。
ひくひくと収縮し俺のモノを搾り取ろうとする彼女の内壁。
その感覚に酔いしれていると、ガリッと唇を噛まれた。


「つッ…!」

「もう…キスはダメだってあれ程言ったでしょう?」

「……、」

口内に広がる鉄の味。
噛まれた拍子に唇が切れてしまったらしい。


「…言う事聞けない来栖さんには、やっぱりお仕置きが必要みたいですね」

「っ…」

口元に笑みを浮かべ、冷たい視線でこちらを見下ろしてくる彼女。
その表情にぞくりとしながらも、俺の下半身は何故か再び熱を取り戻すのだった…













「彼女…すっかり社長の事気に入ったみたいで、また会いたいって言ってましたよ?」

「……、」


翌日…
出社した俺に泉がそう声を掛けてきた。
"彼女"とは勿論瑠璃子の事だろう。
昨日で会うのは最後だったはずだが、泉の話によると彼女の気が変わったらしい。



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