第2章 来栖 龍之介・壱
「それに瑠璃子…顔は幼いですが、胸は私より大きいし社長好みのエッチな体してると思うんですけど…」
「……、」
「あんなに可愛い子を社長の手で開発出来るなんて…とっても魅力的だと思いません?」
「っ…」
まるで悪魔のような囁き…
どちらにせよ俺に拒否権は無いのだ…
「…ようやく理解してくれたみたいですね」
「………」
「それじゃあ私は退散しますから…瑠璃子の事、よろしくお願いします。くれぐれも彼女に酷い事はしないで下さいね?」
そう言って部屋を出ていく泉。
瞳さんに続き、俺に人妻を抱かせる行為…これもまた泉の"遊び"の一環なのだろうか…?
「あ、あの…来栖さん……まずは私にご奉仕させて下さい…」
「……、」
恥ずかしそうに申し出る瑠璃子という女を見下ろしながら、俺はもう泉の事が解らなくなっていた…
to be continued…