第1章 灰色の蒼空
N 「 ・・ っく、うんっ ・・あ、ダメ ・・ っ 」
俺の口の中で硬く反り上がっていく
和也のモノを舌で遊んでいた。
口の中は、俺の唾液と和也のモノから
溢れる先走りの液でグチュグチュと音を立てる。
先端を舌でグリッと強く刺激してやれば
和也の腰が、強く跳ね上がった。
N 「・・あ、はぁ・・ っ ・・も、イク ・・っ! 」
和也が甘い吐息と共に吐き出した言葉。
それと同時に、俺の口の中に
和也の暖かい液が注ぎ込まれた。
S 「・・ う、く・・っ 」
俺は酒を飲むのと変わらない勢いで
和也の白濁を飲み干した。
喉を鳴らして飲んだ後、和也のイチモツ
から口を離して和也と目を合わせれば・・。
N 「・・っふぅ、 翔さん ・・ 気持ち、良かったです ・・」
なんて、紅潮した頬と潤んだ瞳で
見上げられながら言われてしまった。
そしたら俺の中にあった少しの理性が
大きく動き出して。
はっと我に返ったみたいに熱が
冷えていく。
だけど・・ここまできたら。
S 「・・なあ、挿入しないから・・ あと少し付き合って 」
N 「 え・・挿入しな ―― っ! 」
俺は和也の言葉を待たずに、自身のモノを
取り出して、和也のモノと一緒にした。
俺の片手でふたつの性器を擦り上げる。
・・ こんな店の中で、なんて背徳感の
ある行為なんだろう。
ああ、堪らなくこのスリルが・・楽しい。