第10章 ホテル到着
…そろそろ謝ろう。
紗絵「…あー、ごめんなさい。」
黒子/青峰「ごめんなさい(棒)」
黄瀬「そんなんで、
許されると思ってるんスか!?」
紗絵「ちょっと、待ってて、
お詫びに良いものを…」
ゴソゴソ、ガサガサ、ドカガタ、
ドゥンガ、ボォガー、ギッコシ、
ダガッーン、
黄瀬「ちょ、大丈夫ッスか!?
途中から…」
紗絵「はい。あげる!」
黄瀬「…何してるかと思えば、
雪だるまっスか…
ありがとうっス!」
…ボト
果たして、アレが嬉しいのだろうか…
バランスが、とても悪いというか、
もう、頭が落ちてしまっている…
顔だって、石ころが、
ささってただけなのに…
私なら、もらわないな…不気味だもん。
こういう時、私って、腹黒いよね…
紗絵「どういたしまして!」
先生「おーい!さっさと入れー!」
みんな「はーい。」