第7章 飛行機
赤司「紗絵、離陸するぞ」
紗絵「え?」
私が振り向いた瞬間、
飛行機が、上向きに傾いて上昇した。
紗絵「わ!」
私は体制を崩し、
今の私の体制は、
征ちゃんの右肩に顔を埋めて、
征ちゃんの腕の中に収まっている感じになった
あと、どのくらいでおさまるだろうか…///
紗絵「…征ぢゃん///」
赤司「ん"?」
紗絵「……」
赤司「ん"?」
紗絵「…うん"ん"」
黒子「…。おさまりましたよ、紗絵さん」
紗絵「…!本当だー!」
そういって、私は、征ちゃんから、
離れて、テツヤの方を向いていた。
その後、征ちゃんの方見るの恥ずかしかったけ
ど、振り向いて、
紗絵「…、ありがとう、征ちゃん!」
と言った。
すると、征ちゃんは、窓を向いてしまった。
そんなに、迷惑だったかな…
…あ!重かったんだな…
迷惑かけちゃったな…
少し悲しい
赤司(たとえあの時紗絵が、
バランス崩したからといって、
あそこまで、する必要なかったか…///
…抱いて…しまった…///
それなのに、紗絵は振り返って…
笑顔で…"ありがとう"って、
かわいかった…//
多分、今、僕の顔真っ赤だ…熱い…)