第3章 告白の後の話
あれからもう一カ月が立った。
今日も通常通り、任務を遂行し、
報告書を提出して帰ろうとすれば、彼がいる。
ドアに持たれかけ、
私を待っているのか、
こちらを見ている。
黙って通り過ぎ、歩いていると
何故かついてくる。
苛つく感情が芽生えた。
「何なのよ、ついてこないでよ、鬱陶しい。」
そうカカシを見れば
睨みつけられ、腕を引っ張り
使われていない会議室に強引に入れられた。
「ちょっと!!
何するのよ!離してよ!
カカシ!!」
一気にビリビリした空気を
彼に向けるが、カカシは、
私を黙って、ただ見つめている。