第7章 変態
ゆっくりお腹の方へキスをして
舐められ、ビクビクと身体が反応していく。
「カカシ…焦らさないで、触って…もう凄く濡れてると思うの…」
カカシに欲しがるように言うが、声が聞こえない。
「カカシ…?どうしたの」
「いや、ごめん、びっくりして…あまりに大胆な事言われちゃったから…………」
カカシは、あまりに変わる私の姿に戸惑いを感じているのだろう。黙ってしまった。
「ご、ごめんなさい、気持ち良すぎて……嫌よね、さすがに…引いた?」
表情がわからないから、
今彼がどんな顔をしているのか、分からない。
一気に不安になってしまう。
すると、ギューっといきなり強く抱きしめられ、口内を犯すような激しい口付けをされた。
彼の息がさらに上がっているのに気がつく。
「煽らないでよ、もう。本気でエロすぎ…可愛い…我慢出来ない。今すぐ挿れたくなるから、辞めて…もう、本当に大好きだよ。」
何度も何度もキスをされながら甘く囁いてくれて感じていた。
下の服と下着を一気に下ろされ、カカシの指がすぐに中に入ってくる。
「っ!!!…ぁっ!!んんんー!!」
声にならない、変な声を出してしまった…。
クスクス笑れて
「気持ちいい?いいね、めちゃくちゃ良い眺めだね…」
私を見て言っているんだろう
恥ずかしくなる。
「気持ち良すぎて、変な声出ちゃう…」
「煽るの禁止!辞めて…今すぐ挿れたくなるから…まだダメ。」
カカシは今どんな表情をしているんだろう、ヤラシイ顔してるのかな、分からない。
私は想像しか出来ない。
本当に変態…私も、彼も、
見えない分
頭でカカシを
思い浮かべていた。
「も結構、変態だね」
「…そうかも…変態だね。」
素直に言えば、
また笑っているように
感じた。