第4章 色々な場所を回る
ペーター「?ここにいる奴らは“役なし”です」
役なし?どういう意味だとアクアは首を傾げる
ペーター「役ありの私達のように顔がないんです。役なしは替えがきくので」
『つまりペーターやエース、ビバルディは役ありで、役なしの人達は顔がボヤけているという訳ですね』
ペーター「そうです」
『ではココは話を聞く人がいないんですか?急に撃ってきたり殺されそうになったんですが』
ペーター「“役あり”でも上に立つ人しか“余所者”と分かりません。ですから攻撃されても仕方ないです」
つまり帽子屋屋敷ではブラッドが上、ハートの城ではビバルディが上、塔に住んでいる時計屋ユリウスが分かるということかと、アクアはすぐに理解する